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2014年 10月 21日

大塚国際美術館 2014年10月17日

10月17・18日、四国に行ってきました。
徳島と高知の2県だから、二国ですけどね。

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徳島県にある大塚国際美術館  
約1000点の世界の名画や壁画が見られる美術館なのですが、
本物が展示されている美術館ではないのです。
特殊な技術で陶板に原画と同じサイズに再現をした陶板画。
2000年以上も退色劣化することなく見ることが出来るという美術館です。
とにかく広いし、展示作品が多い。

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システィーナ礼拝堂天井画
見てて首が痛くなってしまった~。
ここで、横綱の白鳳が結婚式をあげたんですって。(写真がありました。)
将棋の対局や歌舞伎も上演されたのだそうですよ。

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マネの「笛を吹く少年」
1週間前の10日にオルセー美術館展に本物を見に行ったばかり。
本物はこの日はまだ東京の新国立美術館にいたのね。
オルセー美術館展で見た作品も多数展示されていました。

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モネの「ラ・ジャポネーゼ」
7月と9月にボストン美術館展でお会いしました。
あっ、でも世田谷美術館にいたのは修復後に初展示されていた作品。
これは修復前のお姿ですね。

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ダヴィンチの「最後の晩餐」
修復前

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振り返ると
修復後  どっちも見られるのも面白い。

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10月から新しく加わり見られることになったのが 芦屋のヒマワリ
この絵は現存をしていない絵で「幻のヒマワリ」と呼ばれていた作品だそうです。
なんで「芦屋のヒマワリ」と呼ばれているのかというと、
芦屋の実業家の山本顧弥太氏が武者小路実篤に依頼されて購入して日本にあったのだそうです。
第二次世界大戦の空襲で焼けてしまい、本物はもうこの世の中にない作品。
それを写真を元に再現されたそうです。

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振り返ると、ゴッホがいっぱい。

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とにかく広い。

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ピカソの「ゲルニカ」  ポロックの「秋のリズム」「深み」
原寸と同じ大きさというから、大きい。
「ナポレオン一世と皇后ジョセフィーヌの載冠の絵」もあったんだけど、大きすぎて写真ちょちょ切れ。

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ミレーもいっぱい♪
ボストン美術館ミレー展もはじまったところ。見に行きたいわ~~。
ここにきて、本物も見に行きたい! と思うことも良いことなのでしょうね。

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ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」

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描かれてるバラは、アルバ・セミプレナという説やロサ・ガリカという説も・・・
ロサ・ケンティフォリア説もあり。

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オフィーリアの絵といったら、これね。

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水に流れるバラ

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サージェントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」

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本物の絵では絶対に出来ない野外の展示
モネの睡蓮がぐる~り

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本物の池には、モネが見たかった青い睡蓮も咲いてた。

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「輪が唯一の望みの」(一角獣を従えた貴婦人より)
本物はタペストリーだけど、陶板で再現されてます。

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ウサギさんが可愛い(笑)
当時は豪華な花よりも小さな野の花がモチーフに使われていたそうです。

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お姫様は外で自由に花摘みなどできないから野の花に憧れたのかな?
石の壁に飾られたタペストリーを見乍ら冬の間も春を夢見てたのかな?

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ほとんど迷子状態でたどりついた
カッパドキアの聖テオドール聖堂

高松塚古墳の壁画も陶板画にして、
一般公開とかしたらいいんじゃないのかな~。などと思うのであった。
本物でないのわかって見ていても、感激しちゃうものですよ。

学芸員の荒田さんの案内で館内を案内してもらった後に
グルグル回って全部制覇したつもりだったけど、見損ねてるところがあった~。
1日いても回りきれない広さの美術館でした。

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さて、徳島を後にして高知へとむかいます。

by poan-de-kibun | 2014-10-21 17:25 | おでかけ(2)


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